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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

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これがほんとの大きさ!」 ジュンイチさんの声

これがほんとの大きさ! 作・絵:スティーブ・ジェンキンズ
訳:佐藤 見果夢
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2008年03月
ISBN:9784566008878
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,795
みんなの声 総数 29
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  • 1級の自然科学の絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    スティーブ・ジェンキンズは、2004年に「こんなしっぽで なにするの」でコールデコット賞オナー賞を受賞しています。
    他にも、「進化のはなし」「ほねほね絵本」等の科学の絵本で知られています。

    ゴリラの手の平とピグミーネズミキツネザルとの対比が、かなりのインパクトの表紙からして、期待させるもの。
    最初に驚いたのは、ダイオウイカの目玉。
    目玉の直径30cmですから、想像を絶するとは正にこのこと。
    次の驚きは、西アフリカに住むゴライアスガエル。
    体長30cm、足を伸ばすと90cm、体重3sの全体像が3ページにわたって描かれている様は圧巻です。
    でも、一番驚愕したのは、ナナフシ。
    ナナフシって、日本にも生息していますが、ここに登場するマレーシアのナナフシは全長がなんと55cm。
    これは、昆虫の域を完全に越えていて怖い位。
    熊とか鰐とか象が大きいというのは、至極当たり前の話で想像も出来るのですが、こと昆虫に関しては、想像するだけで嫌悪感を覚えてしまいました。

    他にも、顔だけとか、アリクイの舌だけとか、足だけのページもあって、その巨体を連想し易い作りになっているのは、素晴らしいと思いました。
    その大きさを見せる発想の豊かさには、ただ、脱帽という感じです。
    ただ、繰り返しになりますが、昆虫については、一寸強烈過ぎな気もしました。
    巻末には、詳細な説明があるのですが、その大きさの全体像を掴むには非常に分かり易く、子供だけでなく大人も十分に楽しめる構成となっています。

    いつものコラージュの画風は、その質感の表現力が多彩で、とても臨場感を持って見ることができると思います。

    1級の自然科学の絵本としてオススメします。

    投稿日:2011/10/28

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