ルルちゃんが靴下を片方だけなくしてしまいました。みんなに聞いても知らない。ワンワンのマフラーになったのかな?ゾウさんが鼻にはめたのかな?なんて、ルルちゃんが突拍子もない発想を展開していきます。
でも一番突拍子もなかったのは、終わり方!’な〜んだ、こんな所にあったのね’という結末を予想していたら、結局見つからないまま終わってしまいました。’靴下さん、ごめんなさい’と謝っておしまい!病院の待合で初めて読んだ時には、最後のページが破れてなくなったのかと思いました。
私にはちょっと不完全燃焼な感じでしたが、モヤモヤが残ったために、逆に印象深い本になりました。息子にも、物は大事にしないとなくなっちゃうんだよ、と言うメッセージが伝わったのではないかと思います。