サークル活動の一環として、保育所でのおはなし会で読みました。
空から落ちてきたあめだまを食べたところ、「ニィ……」という仔猫のような声しか出なくなってしまったライオンのルル。
驚いてほら穴に引きこもりますが、そこへ子ウサギがやってきて……。
ライオンのルルの「ワオウ」という迫力満点なほえ声と、「ニィ……」という仔猫のようなか細い声を使い分けました。
「ニィ……」という鳴き声は、子どもたちに大受けでした。
恐れを知らない子ウサギがとても可愛いです。
ルルが腹ペコだと知ると、なんとカエルと草を差し入れ。
面白おかしく、最後にはちょっといい話です。
和田誠さんの絵が、シンプルでかわいく、味わい深いです。
読み終わってから、「みんなは、ライオンの鳴き声は『ワオウ』と『ニィ……』とどっちがいいと思う?」と聞いたところ、どちらも半分半分。
あの空から落ちてきたあめだま……、一体何だったのでしょうね。