古そうな本です。
というか、ほんとに古いんですね。1976年発行になってます。
「木はいいなあ」この単純明快なテーマ。
もうずっと前に図書館で借りて読んで聞かせた絵本だったんだけど、小学2年生の娘が、あの絵本がもう一度読みたいとリクエスト。
心に残ってたんですね。
この絵本、最初から最後まで、「木」っていうものが、どんなにいいものかを語った絵本です。
登ると楽しいし、落ち葉で遊べるし、実のなる木なら実がとれる。
木陰はすずしいし、家のそばにたつ木は、嵐が来ても家を守ってくれるって。
ずっとずっと前に書かれた絵本なんだけど、今の時代に、まさにふさわしい内容ですよね。
そういえば、この絵本の中にあるような、子供が登れるような、ブランコがつるせるような、大きな木って、最近、間近に見ることがありません。
みんなが木に登って遊ぶなんて光景も、見ることはない。
だからこそ、娘の心に、あこがれとして、この絵本が強く残っていたのかな。
借りてきたよ、というと、「そうそう、これが読みたかったの。」とすぐに開いてみていました。
そして、ページをめくっては「いいよね〜、こんな大きな木があったらいいよね〜。」と言う娘でした。