ディック・ブルーナの1964年の作品を2010年4月に改定したもの。
実に息の長い作品です。
お話は、牧場にやって来た黄色い小鳥が、黒い子犬に牧場案内して貰うというもの。
にわとり、牛、ひまわり、豚などを紹介するのですが、元々絵自体がくっきりしているので理解し易いでしょう。
ただ、干草小屋は何?という感じではないでしょうか。
赤、黄、緑、白、黒を使用し、黒で縁取りした絵は、しっかりと目に飛び込んでくるので、絵だけで楽しめる絵本です。
この手の作品にしては文章は多いのですが、語り口調なので飽きることなく読み聞かせできると思います。
ファーストブックの次の絵本と言えそうです。