「おばけ長屋」「やかん」「あくび指南」の3つのお話が入ってます。
動物が主人公になっている辺りが、子供にも読みやすくなってますが
元の落語の雰囲気を壊してはいません。
子供は普通のユーモア絵本を読む感覚だったようですが
私は落語の世界を知ってるだけに不思議な感覚で読みました。
うまく児童書と落語が融合していて面白かったです。
さすがにペンギンシリーズの斉藤さんだけありますね!
「お母さん、やかんの由来は本当なの」と聞かれたときには
ちょっと頭を悩ませてしまいましたが、、
これをきっかけに本物の落語も聞かせてみたいかなと思いました。