悲しいはなしの絵本を手に取る時、いつも躊躇してしまいます。
これを、子供に読み聞かせてもいいものだろうかと・・・
確かに、一度は読んで欲しいとは思うけれど、
わざわざ、私から進んで読むのはな〜。
今回、友達からせっかく借りたので読んでみました。
くまは、自分の話を聞いてくれる人が欲しかったのですね。
自分と一緒に悲しみを共有してくれる友達がほしかったのですね。
くまは、やまねこが自分を受け入れてくれたとき、どんなに嬉しかったろう。
悲しんでいる人の心に寄り添うことがどれだけ大切か。
改めて、身にしみました。
読み終わった後、娘の反応が気になりました。
でも、答えは「これ(えほん)、買って。」と、言ったのです。
娘の心に何を残すことが出来たのでしょう。
あえて、いつものように何も聞きませんでしたが、
また、読んであげた時に気持ちを言うかもしれない。
あるいは、何年も立ってから、話してくれるかもしれない。
何かを感じ取ってくれたのは事実です。