よくある、あいうえお順に絵が登場する絵本なのですが、
よおく見るとあちこちに発見があります。
まず、文字が木工作品で、何とも言えない木工の味わいと
錯視も計算された不思議な立体も隠されています。
ここは算数の世界の楽しさを知り尽くした安野さんならでは。
立体図形の不思議の世界へどうぞ。
それぞれの文字で始まる言葉の絵も、
日本の伝統的な形と言葉を結び付けたい、と言うあとがきの通り、
どことなくアンティークな世界です。
とにかく、ページごとに、発見する楽しみがありますね。
それにしても、植物もいっぱいありますね。
これはすごい!につきます。
言葉、図形、植物、昔の道具、ほらね、国語算数理科社会そろってますよ。