『すいぞくかんのおいしゃさん』は、海の生き物たちの健康を守る獣医さんが主役の、驚きと発見が詰まった絵本です。体重2グラムのタツノオトシゴから、1トンを超えるジンベエザメまで、診察する生き物のスケールがとにかくすごい!読んでいると「え、どうやって治すの?」と思わず聞きたくなる場面が満載です。
ぐったりしているエイを治療するには…?速すぎて捕まらないイルカを診察するには…?獣医さんたちが知恵を絞り、生き物に合わせて工夫を凝らす様子が描かれていて、まるで水族館のバックヤードをのぞいている気分になります。ページをめくるたびに「そんな方法があるの!?」と驚きの連続で、まさに子どもも大人も夢中になる内容です。
この絵本を読んで、「水族館のお医者さん」なんて仕事があるんだと改めて気づかされました。普段楽しませてくれる水族館の生き物たちが元気でいられるのは、獣医さんたちの努力のおかげなんですね。この本を読むと、生き物たちがますます愛おしく感じられます。
息子は3歳の頃からこの絵本が大好きで、もう何度読んだかわかりません。「タツノオトシゴもお医者さんがいるんだ!」と目を輝かせながらページをめくる姿を見ていると、一緒に冒険している気分になります。
水族館の舞台裏や生き物の命の大切さに触れられるこの一冊は、親子で楽しめること間違いなし!ぜひ手に取って、海の生き物たちのドラマを体感してみてください。