物語はタイトル通りの「初めてのお使い」。
おつかいをするのは、みいちゃんという女の子。
おつかいは「牛乳を買ってくること」。
みいちゃんは元気に出発します。
ちなみに、横長の絵本です。広げるとみいちゃんの周りの
風景がよくわかるのです♪
描かれている街並は本当に実在しそうなリアルさ!
途中、転んでしまって小銭を落としてしまったり、
何度か数々のアクシデントに見舞われたりしちゃうけど、
それでも立派におつかいを果たしたみいちゃんの姿には、
思わず「がんばったね」と声をかけてあげたくなります。
この作品を読み終え、本を閉じた瞬間はいつも、
なんだか「ホッ」と暖かい気持ちになれます。
みいちゃんの気持ちも、待っているお母さんの気持ちも、
しっかり伝わってくる、素敵な素敵な作品です。
これからも、いろんなところでいろんな「はじめての
おつかい」が生まれているといいなぁと思うのです。