「はじめてのおつかい」というTV番組は、いつも高視聴率ですが、原点はこの絵本なのでしょうか?
1977年初版で、何と180万部の発行部数を誇るミリオンブックです。
お話は、みいちゃんに、ママがお使いを頼むところから始まります。
みいちゃんは5歳で、あかちゃんのために牛乳を買いにいくことになります。
恐らく近所なのでしょうが、みいちゃんの心理描写がみごとで、読む人がみいちゃんと一体化してしまいます。
買いに行ったお店は万屋。
今はコンビニにとって代わられていますが、本当に懐かしいです。
走る車もコロナハードトップだし、レトロな感覚で同じ世代の方には懐かしくてたまらないこと受けあいです。
こうした成功体験が、子供を大きく大きく変えていくのでしょう。
我家の次男は、すでに7歳になりましたが、興味津津で聞いていたようです。
良書は読み続けられるということの見本のような絵本ですので、一度は読み聞かせして欲しいと思います。