ネコの「みねこ」は、お母さんにおつかいを頼まれます。
外に出たみねこにお母さんが一言
「みちくさは だめですよ」
それが間違いだったのです。
「みちくさ」が何か知らないみねこ。色んな動物に尋ねても
分かりません。
料理かも?とレストランで頼んでみたら
「みちくさなんて くったら、おかあさんに しかられるぞ」
魚には
「みちくさは おまえだよ」
なんて言われる始末。みねこは混乱してきて、自分の名前が
みちくさ?と思いながら買い物をして帰宅。そうしたら、お母さんが
「みちくさ、だめねっ!」
「みねこは、だめなこね」と言われたのだと思って、今度は
お父さんに「みちくさ」の意味を聞きに行きます。
息子は、みちくさの意味を知っていたのですが、読み進める
うちに自信がなくなって来たようです。
最後には、自信なさげに私に意味を確認してきました。
子供の理解って、アヤフヤで面白いなあと思いました。
おつかいは卵5個だったのですが、これが「ほうれん草2束」
だったりしたら「実はみちくさっていう種類のほうれん草があるのかも」
と私でも一瞬だまされそうです。