子どもの頃、
うろ覚えながら小学館のものだった気がするのですが、
ケースに入ったハードカバーの、
物語が何篇かと図鑑が合わさったような月間配本を、
母が私たち姉妹のために取ってくれていました。
その中で初めて「てぶくろ」に触れたのですが、
不思議な世界観と動物たちの楽しい名前に、
夢中になって何度も読んだ事を覚えています。
子ども達にもこのお話を届けてあげたいと思い、
今年のクリスマスプレゼントのひとつとして、
挿絵も素敵なこの絵本を選びました。
私が読んだ「てぶくろ」では、
最期のシーンで確か、空の手袋が描かれるひとつ前に、
動物たちが慌てて一斉に飛び出す姿も描かれていたと思うので、
それだけがちょっと残念だったかな。
その対比がとても好きだったので。