1965年初版の259万部という超ベストセラーです。
親子2代に亘って読まれることも多いと思います。
ウクライナ民話ということで、その衣装が独特です。
お話は、雪のうえに落ちていた手袋にねずみが住み込むところから始まります。
そして、次々に動物がやってきては入れてもらうのですが、その度に手袋が変化していきます。
膨れるのは勿論のこと、階段がついたり窓だできたり。
そして、しまいには熊までが・・・。
ロシア民話の「おおきなかぶ」と同じで、だんだん増えていくというストーリーです。
手袋で、皆で暖をとる姿が微笑ましいです。
絵自体は、結構リアルなので怖い感じがするのですが、小学校1年の次男でも馴染めたようです。
ただ、我家の次男は超現実的なので、オオカミとウサギが同じ場所にいたら食べられてしまうとか、手袋に窓がある訳ないとか、あまり評価しませんでした。
3歳〜4歳くらいからが、丁度良い対象かも知れません。