誰も予想が出来ない展開には、
いつものことながら度肝を抜かれます!
今回の物語も、
ヘンテコなものが沢山登場しています。
ただ、いつもと違うのは
ふたりが出会うのは道の途中ではなく、
吊り橋の上ということ・・・。
下では川が勢いよく流れていて、
橋がちょっとでも揺れたら、危ない予感がします。
そんな緊迫感漂う中でも、
キャベツくんとブタヤマさんのやりとりがおかしくて、
このふたりのことを
なんだかずっと昔から知っているような気がします。
最大の危機が訪れて、
「ぼくは キャベツくんを いつも たべたい たべたいと おもっていたんだ
ゆるしてね」と、涙ながらに謝るブタヤマさん!
他の作品でも分かるように、、
ブタヤマさんって、意外と怖がりなんですよね。
それに対してキャベツくんは、
「きにしない きにしない」なんて言ったりして・・・
気にしないの!?
と、思わず笑ってしまいました!
最後のページで、
「おいしいレストランがあるから ごちそうするよ」と
キャベツくんの声が小さく聞こえてくるところがとても好きです。
風に乗って、本当にキャベツくんの声が
聞こえてくるような気がします。