♪大きなのっぽの古時計〜♪と歌ってしまう、誰でも知っている歌の歌詞が絵本になった本でした。
おじいさんと過ごした100年は、時計にとって、本当に良いものだったのだろうと思います。最後、おじいさんが亡くなるときにベルを鳴らし、時計も止まってしまったのは、「ぼくもおじいさんと一緒に天国に行きますよ」と言う時計の思いもあったのではないかと思いました。時計がおじいさんの死と共にとまってしまうのは、悲しくもあり、また、ずっと、時を一緒に過ごしてきた仲間(時計)がいたというすばらしさを感じます。
歌を歌いながら絵本を見るとわかりやすいと思いました。