最近、田島征彦さんの講演をお聞きする機会がありました。
それで知ったのがこの本。借りて来てみたら、田島さんは絵ではなくって文のみですが、お話と読み聞かせをしてくださった田島さんの口調が蘇って来ました。
ストーリーも版画の絵もとても力強く個性的です。新撰組の時代からタイムスリップして来てしまった男。
中岡つながりで結びつく、中岡のおっちゃん。仮に新撰組の時代の人がタイムスリップしてきても、こんな風にテレビの見過ぎ的な扱いを受けるのでしょうか?
登場から終わりまで「あれ?」と思っているうちに終わってしまう不思議な話です。