ナビで見て、図書館で借りてきました。
『自分だけの秘密基地』は、子供にも、かつて子供だった大人にもあこがれの場所なんでしょうね。
娘は、「秘密基地なんよー」と言いながら、机の下や狭い隙間に入り込んで遊んだり、庭に段ボール箱を集めて遊んだりしています。
私も子供の頃、竹藪の中やおがくず置き場(今と違ってのどかでした・・・)とかを秘密基地にして遊んでたなあ・・・と懐かしく思い出されます。
「あったらいいなあ、ほしいなあ、大きな大きな木・・・」から始まるかおるの想像に読み手もグイグイ引き込まれ、夢中で読んでいきます。
それはきっと読んでる方もあったらいいなあと思う事だからでしょうね。
太くて大きな大きな木。春夏秋冬それぞれの楽しみ方ができて、とっても素敵な木ですよね。
木が本当に太く高く伸びゆく姿を、絵でも存分に物語ってくれています。見開きが縦になったりするところは、読み手も一緒に大きな木に登って行きそうです。