「あけるな」からいきなり始まり、とってもインパクト大です。
「あけるなっていってるのに!」と、
中に入っていくのをとめようとするドア。
でもその制止を振り払って、ドアの中に入ると・・・
もう、私だったら思いっきり後悔しちゃいます。
この、夢の中でよく見るような、つじつまが合ってない不思議な感覚。
なんでこうなってるのかよくわからないけれど、
でもとにかくこうなってるんだ、というような世界。
娘も私も、霧の中を二人手を取り合って歩いていくと、
またそこにドアがあり・・・
最後の結末には非常に「・・・!」です。
実は私にはどういうことか分からず、「???」だったのですが、
5歳の娘の頭にはピンと来たらしく、
すぐに解説をしてくれたのでした。
なるほど!納得!
3年くらい前に学校の図書室で読んだことある!と言っていた息子も、
最後の結末は妹に聞くまで意味が分かっていなかったようです。
もうとにかくシュールの一言だけど、
不思議な世界を楽しめます。
こんな絵本はそうそうないんじゃないかな?