最初、娘はキツネに
「おうち帰って」
「リンゴをあげよう(だからロージーを食べないで)」
と必死に追い返そうとした。
鍬の持ち手で顔を打つ場面は「?」としていたが、
干し草の山に埋まる場面に大爆笑。
この時のキツネの情けない顔が、さらに笑いを誘う。
池に落ちると「助けてあげよう」などと優しさを見せながらも
小麦粉をかぶると喜んだり、
キツネが蜂の大群に追われると心配したり、
ロージーが無事に家についたことよりも、
キツネのことが気になって、
「キツネさんのおうちは?」
「ここにはないよ」
「これだもん!」(農家の一角を指す)
と言ったり、いろいろな感情がうずまいているようだった。
刺激が強すぎたかな?後一年したらまた読んでみようかな?と思ったが
その夜もリクエストされ、そのわりに読もうとすると
「キツネがこわい」と布団にすっぽり。
「じゃあ、やめる?」と聞くと怒って「読んで!」
布団に潜りながら聞いて大満足の娘でした。