姪っ子が2歳を過ぎた頃から私が持っている本を一緒に読むようになり、絵本を並べて、どれがいい?と聞くと大抵の『ムッシュ・ムニエルとおつきさま』を選びます。私が持つ絵本は1986年発行なので、30年以上前の本です。とても年季が入ってきたので、新しく買い足すことにしました。
佐々木先生の独特な世界観に私が音読しなくても姪っ子が絵で言葉を紡ぎ出します。
絵の中の哺乳瓶や、うさぎのぬいぐるみをみつけては子供なりに解釈をしてこれは赤ちゃんのミルク、これは赤ちゃんのうさぎさん!などと誰も教えていないのにこのようなセリフを紡ぎ出し、私はそれを聞いているだけでとても幸せな気分になります。