「きょうのおべんとうなんだろな」といっしょに、去年の誕生日にプレゼントしました。日本のじいじ、ばあばの家で迎えた誕生日。みんなに祝福してもらって、とてもしあわせな1日になりましたが、翌日には、パパが一足先にアメリカに戻ることになっていたので、パパがいなくても寂しくないようにと、娘が好きな やまわきゆりこさんの絵と きしだえりこさんの楽しいおはなしの本を選びました。娘は一目で気に入ってくれて、あくる日からお昼寝の時も夜寝る前にも、日本にいる間中ずっと毎日続けて読みました。この本を読んでいると、早く寝かしつけたい、という気持ちも自然と消えてなくなり、ぞうさんのように「そーろーそーろーひるねしようかね」なんて、ゆったりしたリズムが心地よくなってきます。娘が幼稚園、学校と進学するようになれば、お昼寝の時間もなくなってしまうのですものね。娘とこうやって布団に横になり、お昼寝の前に本を読んであげられるのも、ほんのわずかの時間。だからこそ、ぞうさんのリズムで読んであげたいな、と思います。