親子で大好きなベスコフからとりあえずこれを・・。
基本的にベスコフはどれもおすすめだからまた他の物は追々、紹介していきます。
スウェーデンではいまだ大人気の作家です。
派手さにかけてますが、素朴で愛らしい絵、子供の様子などよく描写されている文章には昔から定評があり、母国では、子供の本に対する最高賞を受賞しています。日本でも廃刊のものばかりでしたが、最近また注目されるようになり、復刊が相次ぎ手に入りやすくなりました。
この本は、4歳になる娘のお気に入りの1冊です。
おうじょさまはおうさまと一緒に、森にさんぽにでかけます。そこから物語がはじまるのですが、おうじょさまが困らせるようなことを言っても、びっくりさせても、決しておうさまは怒ったりはしません。
でも言うべき所ではちゃんと伝える。
初めて読んだ当時は、親の姿勢というものを感じさせられました。
子供の純真さ、小さいながらも優雅なふるまいのおうじょさまに娘は憧れています。
またお話の最後の締めくくりも必見です。