「ふしぎの森」には、モニモニ一家の男の子:ヤーヤーをはじめ、いろんなふしぎな動物が住んでいますよ。ヤーヤーは温かいお父さんとお母さんに包まれて優しい子に育っていきます。
はじめて読むときは、あまりにもへんてこりんなキャラクターたちの、とんちんかんな会話にはじめはついていけないかもしれない・・。
読み進めていくうちに、「あ〜そういうこと、だったのね。」というか、子どもにはこれくらいのスピードで、人生を経験していくんだわ・・・となる。
何をいいたいのか、一言で、一冊を説明してしまったら、すぐに終わってしまうことなんだけど。でも、子どもの歩むスピードで、いろいろ回り道もしながらやっと大切なことを知っていくという小さな人生の縮図があらわれているようです。
おかしなキャラクターたちの個性が強すぎて、大切なことを見逃さないようにね。