まどみちおさんの詩は、生き物に対する暖かいまなざしが感じられるところが大好きで、時折読んでいます。
この本は、卒業に贈る詩ということで、手にされていた方がいた絵本でした。
まどさんの詩は、難しい言葉を使わずにすっと心に入ってくる詩が多いように思います。
この詩に限っては、悠久の流れや食物連鎖などにも関わってくるので、低学年というよりは、高学年の方が頭で詩の世界を描きやすいようにも感じました。
絵本になると、どこで間をあけてというのがちょっとつかみにくい気もしましたが、いい詩なので、どこかで披露する機会があったらいいなあと思います。