コッコさんシリーズの中で、一番好きな作品です。
毎日、てるてる坊主を作って、晴れるようお願いするコッコさん。手紙を入れたり、宝物を入れたり・・・でもやっぱり晴れなくて。
ここで、怒ったり悲しんだりすることなく、てるてる坊主が疲れていると思って、休ませてあげるコッコさん。
コッコさんの優しさは、当時まだ2歳になったばかりの娘の胸にも響いたようで、コッコさんと一緒に寝ているてるてる坊主を「よ〜し、よし」と撫でていました。
コッコさんはどの作品を読んでもいじらしく、かわいらしいと思うのですが、この「コッコさんとあめふり」はひとしおです。