竹下さん鈴木さんご夫妻の、この偕成社から出ている乗物本シリーズは
本当に外れがありません。
こちらも、工事車両大好きの2歳半の息子に借りた1冊。
私も息子につきあい、たくさんの乗物本や乗物図鑑は読んで来ましたが、
こちらも、よく取材され、ストーリーが上手に組立てられた、
楽しい1冊だと思います。
月曜日から日曜日、おにいさんが働く様子が描かれています。
日曜日にちゃんとおにいさんが休んでいるのが、好感が持てます。
大きさの違う大中小のショベルカーが、どんなことろで働いているか、
どんな作業に使われるか。
どんなトラックに乗せられるか、その乗せられ方などが
きちんと描かれています。
中ぐらいのショベルカーが中くらいのトラックに乗せられる時の、
アウトリガーの出方を見て、私も息子もとても感心しました。
(「スゴイ足!」と息子は必ず言いますw こんな急な斜め具合になるのか、と
私もビックリです)
また、ショベルカーの先のバケットの代わりにつけられる、
アタッチメントの数々にも2人で感心。
グラップル、泥を掬うもの、マグネットやペンチバージョン、解体機などが
ちゃんと出てきます。
個人的には絵が好みではないのですが、だんだん、このお二人の乗物本には
息子だけでなく、私もハマってきそうです。