今回はスプーンおばさんの小説の2作目です。また短編集なので子供にも読み聞かせしやすいです。
でも、じゃがいも泥棒の話は、ちょっとどうかと思うところもあります。貧乏で盗みをして、かわいそうだというのは分かるし、自分でも恵んであげるかもしれません。でも、私なら「泥棒はいけないことよ」と教えたいです。おばさんは注意もしないどころか、おもちゃを買い与えます。慈悲の心も必要だけど、注意も必要だと思うのですが。
あと、泥棒の母親。じゃがいもを毎日たくさん盗んできた子に、どうやって手に入れたか聞かないんでしょうか。そしてそもそも泥棒は良くないよと教えないんでしょうか。
ノルウェイはこういうことでいいのか、気になります。日本だったら道徳とかの授業で小さい頃に学ぶと思います。