5年生の娘は、本のぶ厚さを見て、読むことを躊躇してしまった。実に、もったいない話だ。
この本は、世にも有名なホーキング博士と、その娘さんによって書かれた素晴らしい作品です。今まで、そんな立派な博士の執筆された本など、恐れ多くて私も手に取ることすらありませんでしたが、この本は、児童向けというので、ならばと読んでみました。
読んでみて、その面白さに驚嘆です。
児童書にしておくのは、もったいないけれど、絶対に小学生高学年位からがお薦めしたい年代です。
勿論、大人まで充分堪能できる飽きさせないストーリー展開です。
誰にでもわかる噛み砕いた説明が、乏しい知識を満たしてくれます。そして、美しい宇宙の写真にうっとり。そんなページが絶妙なタイミングで織り込まれていて、好奇心の目を開かせてくれます。
私のような全くの宇宙音痴でも、あっという間に引き込まれてしまう、宇宙冒険ストーリーなのです。私は、宇宙の魅力を堪能させてくれる、このような児童文学を読んだのは、初めてです。
皆さんも、読みながら時々目を閉じて、主人公と一緒に宇宙遊泳を楽しんでみませんか。
私は、絶対に、少し間をおいて、この本を娘に薦めなおします。だって、読まなきゃ損だもの!