まず、安藤パパは一般の会社員のパパとは違って、かなり破天荒。
他人から見たら面白いし、とても魅力的な人。
しかも家事や子育てにも積極的、地域活動にも参加するスーパーパパ!
だけど、一般の「会社に勤めるパパ」像が頭にある、私たちママから見たら、「大丈夫?」と思う場面もちらほら。
転職をくり返すところとかね。
安藤パパみたいに、才能・能力ある人の、目的ある転職だったらいいのだろうけど、
一般の人が考える転職と言うと、度重なるとイメージが悪くなったりもするし、
今も長く働いてくれる人を評価する会社はたくさんあるし、
どうしても収入の面に響いてしまう人が多いのも事実だから。
だから、安藤パパが書いているとおりの「パパ」に、みんながみんななれるわけではない。
でも、どこのパパも、もっと育児をしたい、関わりたいと思っているのです。
そのヒントになるエッセンスを、この本から少し盗むことは、普通のパパにもできるかも。
ここに書いてあることは、ママだったら自然にやっているようなこと。
もっと言うなら、私のような仕事をしているママは、
必要最低限やらなきゃ子どもと地域の中でコミュニケーションがとれなくなってしまうようなことです。
だから、パパだって、時間をやりくりして少しだけでも参加する事ってできると思う。
小さなことから少しずつ。
それを実感した本でした。