山奥を走る汽車と動物達の出会いを描いた、温かいお話です。
山の麓の村と、発電所を行き来する汽車。ある日、線路の途中でたおれている子グマを見つけて・・・。
場面設定がとても詳しく描かれていて、まるで本当にそんなお話があったのかな?と思わせられます。
こんなふうに、人間と動物たちが仲良くなれたら素敵ですね。
登場人物がみんな優しく、絵も温かみがあるので、安心して読めました。
読み終わった後、娘も『この駅、ほんとにあるのかなぁ』と話していました。どこかに、お話の舞台になった場所があるのでしょうか?
こんな汽車があったら乗ってみたいです。