新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

  • 全ページ
  • ためしよみ

ぼく、およげないの」 ジュンイチさんの声

ぼく、およげないの 作:アンバー・スチュアート
絵:レイン・マーロウ
訳:ささやまゆうこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年05月
ISBN:9784198625344
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,737
みんなの声 総数 19
「ぼく、およげないの」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • できないことに悩む子供にオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    原題はLittle By Little。
    その邦訳が、「ぼく、およげないの」ですが、確かにこの方がスッキリする感じがしました。

    「ある日、かわうそのロロくんは、
    できることと できないことを
    かみにかいてみました。

    できることは たくさん あります。
    たとえば・・・
    でんぐりがえし。
    うしろでんぐりがえし。
    −省略−
    だけど、できないことは たったひとつ。
    それは・・・
    およぐことでした。」
    という書き出しで始まりますが、この設定が○ですよね。
    およげないかわうそなんて、考えられないのですから。
    それから、泳げぐための練習をおねえちゃんとするのですが、そこからの歩みがLittle By Littleなのです。
    難しいことも少しづつやれば、必ず出来るようになるということを、優しく教えてくれています。

    諦めの早い子供にとって、他の子と直ぐに出来ないのは辛いもの。
    この作品のおかあさんは、「おともだちにやさしくできないのね」と、理解してあげているのですが、親にとっては耳の痛い話だと思いました。

    登場する脇役の動物達、虫達の動きもユーモラスですし、まわりの景色もとても奇麗なので、絵だけを楽しめる絵本です。
    脇役達は、何回も登場するので、読みかえす度に新しい発見があると思います。

    「できないこと」があってなやんでいるすべての子どもたちに贈る、「英国生まれの優しくてかわいい絵本」という但し書に嘘偽りのない絵本としてオススメします。

    投稿日:2008/07/06

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ぼく、およげないの」のみんなの声を見る

「ぼく、およげないの」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / きんぎょがにげた / はらぺこあおむし / くだもの / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / からすのパンやさん / ちょっとだけ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • うつくしいってなに?
    うつくしいってなに?
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    きみの だいじなものは なに?窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット