なんといっても色彩がキレイ。物語もとっても深いです。
はじめは一緒に水の中にいたおたまじゃくしとこざかな。おたまじゃくしがかえるになって、水の外の世界を話して聞かせると、さかなの想像の愉快なこと。さかなしか知らないさかなが想像する鳥も牛も人間もへんてこだけどカラフルでかわいくて、思わず笑ってしまいます。子どもにも受けますよ〜。
娘はまだ3歳で、どこまで内容の深い部分を感じ取ったかわかりませんが、小学生ぐらいでも十分楽しめる内容だと思います。最後は自分の世界に満足して、自分の世界が美しく見える。他人の物は素敵に見えるけど、自分だって素敵なものいっぱいあるんだよ。自己肯定感を高める絵本でしょうか。