2年生のお話し会で読みました。
大型判がなかったので、うんとみんな前に詰めて、ひっついて聞いてくれました。
幼い頃から、おおらかにゆったりと見守ってくれたおじいちゃんの魔法のことば「だいじょうぶ だいじょうぶ」。
主人公の「ぼく」は、おじいちゃんにこのことばをもらいながら少しずつ成長していく。
「ぼく」の成長と同時におじちゃんも年を重ね、「ぼく」は今日入院しているおじいちゃんのお見舞いにいく。そして、あのことばをおじいちゃんにかけてあげるんだ。
というストーリーです。
コンパクトなサイズなので、親子で眠る前に静かに読んであげるのが良いのかも。対象はやはり本人たちも成長の自覚が出てくる小学1年くらいからでしょうか。でも、中学年から高学年にもと、お考えの読み聞かせのかたには、大型判をおすすめです。
最後に、2年生のお話し会で、『おじいちゃんは、入院してしまって、ちっともだいじょうぶじゃない。』と言って涙ぐんでいた男の子もきっとおじいちゃん子なのかしらと思いました。