うちの娘はひとりっこなので、妹がいるという状況、お世話をしてあげなくては(またはしてあげたい)という気持ちなど、最初は共感しにくかったようです。
でもお話が進むにつれて、あやちゃんを探して息を切らしてはしるあさえちゃんの姿や、ひとちがいであやちゃんがみつからない場面などを『ぎゅっ』と目をつむって手をにぎりしめて聞いていました。ちいさい子はいろんなことがわからなくて面倒をかけることもある、という経験がないからか、最後には「なんであやちゃんどっかいっちゃうのよ!!お姉ちゃんかわいそうでしょ」と怒ったりもしていました。
でもそれだけ子供の心に寄り添ったお話なんだなと感じました。