子どもの姿が見えなくなると親はドキドキします。ましてやそれが子ども同士であればなおさらのこと。
「あさえ」が妹の「あやちゃん」を探しに行く場面では不安そうな顔をしていた4歳の息子も「あやちゃん」が見つかった場面では「よかったねー」とほっとした様子を見せます。
2歳の娘は最近駆け足が早くなり、ふと目を離すと「あやちゃん」のようにすぐに姿が見えなくなります。
すると、最近めっきりお兄ちゃんらしくなった4歳の息子が
「ぼくが探してきてあげる!」とはりきって妹を探しに行きます。
「いたよ!」と教えてくれる息子の姿と「あさえ」の姿が重なり、上の子が下の子を思いやる気持ちを育ててくれたこの絵本に感謝の気持ちでいっぱいです。