そらまめくんの物語ってどんなのだろう?って本屋で見て興味を持ち、図書館で見かけたので借りてみました。いろんな豆類が登場してきてそらまめくんの自慢のベッドをみんなが貸してと言いますがそらまめくんは「嫌!」の一点張り。そんなある日そらまめくんが池のお風呂に入ってる間にベッドがなくなってしまいました。そらまめくんは必死に探しますが見当たらず、友達もケチなそらまめくんには協力してくれず・・。最終的にはみんな探してくれましたが、そらまめくんが自分で発見。なんと、うずらのお母さんが産卵にベッドを使っていたのです。卵がかえるまでそらまめくんはじっと待ってました。たまごが無事かえってベッドは戻ってきました。一緒にベッドを探してくれた皆をそらまめくんは自慢のベッドに寝かせてあげました。子供には「貸して、どうぞ」を教える機会の本になります。「お友達が貸して〜って言ったら、どうぞ〜って貸してあげるんだよ。そうするとお友達もどうぞ〜って貸してくれるからね」って言うと「どうぞ!貸して!」と復唱しています。実際にはなかなか貸し借りが上手にできないんですが・・・。そらまめくんの寝てるベッド(豆を包んでる殻なんですが)はとってもふかふかに見えて、一緒に寝てみたい気持になります。豆類たちってどんな気持で殻に入ってるんだろう〜ってほのぼのと考えてしまいました・・。