自分のベッドをお友達に貸すのを嫌がっていたそらまめくん。ある日、その大事なベッドがなくなります。ベッドは、うずらの卵を温めるために使われていました。そらまめくんは、卵がかえる日まで、ベッドを貸してあげることにしました。さらにベッドが戻った夜には、お友達を自分のベッドに招待して、みんなで眠ります。
大事なものを人に貸せない年齢のうちの息子。これボクの!と主張する姿はそらまめくんそのものです。でも、いつかそらまめくんのようにお友達に貸してあげる優しさや、みんなと一緒に使ったほうが楽しいのだと言うことを知って欲しいなぁと思います。
息子も、’一緒にネンネ’と言って最後のページでお友達みんなが一つのベッドで眠る姿が気に入っている様子です。
意地悪しながらも気を遣い合う、とても人間らしい豆たちのお話で、大人も癒されますよ。