長男がそらまめくんに似ている(顔の形?)と言われるので、ずっと気になっていた本ですが、生協のチラシに載っていたので(生協で買うと本が安い!)今回注文してみました。
なるほど、あの綿のようなふわふわしたさやを、ベッドに見立ててしまうなんて、作者の感性がすばらしいと思いました。
初めは、みんなにベッドを貸してあげられなかった(そりゃあ、そうですよね。大事な宝物なんだもの。誰だって、大切な物はそう簡単に貸せないと思います。)そらまめくんですが、ベッドがなくなって、みんなに親切にしてもらって、うずらのたまごを見守るうちに、心の中も変わっていくのでした。
そこがいいな〜と思いました。その時々で、心の中って変わっていくものね。大切な物を、無理に、自分の気持ちを我慢して貸すのではなく、貸してあげたい気分になったから貸す。それで充分だと思います。
そうそう、そらまめくん、性格も何となく長男に似てると思いました。