テレビで犬ぞりを見た翌日に図書館で目にとまった絵本。少し堅そうな題名と副題に白瀬南極探検隊に犬ぞりの絵。実話に元づく語り継がれていって欲しい1冊になった。明治〜昭和を舞台に実際にいらした白瀬のぶさんを中心に南極への探検のプロローグから過酷な困難の中”大和雪原”に達成の日章旗を立て帰国するまでのお話。少し長いのと雪原での場面が多いので、寝る前に読むと寒く感じるかも!?7歳の息子は船に乗り込む際の持ち物にとても興味を引かれたようだった。また何頭かの犬ぞりで活躍する犬達が死んでしまう、置き去りにせざろう得ない場面では、私も息子も涙を浮かべてしまうこともあった。小学校高学年でもう一度読んで欲しいとも思った。(おそらくこの先授業では取り上げられない歴史の一部であろうけれど、先人のご苦労を知っていて欲しいので)私自身も知らない史実に感銘を受けた。