書店で表紙を見て、その静かで力強い版画に惹かれて
思わず手に取った1冊です。
手島圭三郎さん。この本で初めて知りました。
北海道の版画家で、北海道の生き物のシリーズで出されているのですね。
おはなしは、どんぐりだったみずならが、芽をだし、育ち
様々な北海道の動物達をはぐくみながら、
“そこに在る”800年を描いた物で、
動物達の営みを、息遣いを、みずならと共に見つめているような
そんな、気持ちになりました。
また、どの頁の絵も素晴らしく、画集を見ているかのようでした。
お値段はちょっとはりますが、シリーズを全部揃えたくなりました。