「ネコのタクシー」「ネコのタクシーアフリカへ行く」の姉妹本です。
上記2冊をとても楽しく読んだあと、この本があることを知って、早速手にとって見ました。
今回の主役は、ネコのタクシー・トムのお父さん、ジョンなんです。
「アフリカ」でジョンはちらっと登場したのですが、そのキャラはなかなか強烈でした(笑)。
普通のネコだったジョンがどういう経緯をたどって「ドクター」になったのかが、この本で明かされています。
博士の家に住んでお手伝いをしていたジョンが、ひょんなことから街で起きている不思議な事件に気づきます。
博士の代わりにその事件を調べることになったジョン、その原因とあたりをつけた「小麦島」へ調査にでかけます・・・。
しっかりしたストーリーで、お話もどんどん展開していきます。
「ネコのタクシー」に比べるとお話がかなり複雑なので、自分で読むなら小学校中学年くらいでしょうか?
でも、不思議な謎、そしてジョンの着実な調査で少しずつ真実が明らかになっていく過程はわくわくします。
このシリーズは息子ともどもとても面白く読めましたので、さらに続くといいなぁと思っています。