2歳3ヶ月の息子に読んでやりました。自転車に乗り始めた男の子が外に行きたくて、パンを買いにいくおつかいをたのまれます。ところがその自転車に乗っていく先は・・・。最後はちょっと意外な展開ですが、自転車にのって街の中を走り、どんどんその街が遠目になっていく様はちょっとおもしろいです。こんな展開の本は見たことがありませんし、絵だってベースが白黒なのに、アピールしたいところだけカラーになっているという不思議な世界。
息子は言葉を覚えかけているので、男の子の「ちょっとそこまで、ぱんかいに」という言葉が好きで、一生懸命同じことを言おうと頑張ります。こういうがんばろうとする気持ちをくんでくれるのもこの本の特徴ですね。