あるカフェで見つけて、一読惚れして購入してしまいました。
装丁、美しい絵、不思議なストーリー…どれも惹きつけられました。
さっそく娘に読んでやると、まず、表紙をみて、「わぁ〜美術館みたい」。ページを開くと、やはり美術館の中。お父さんとお母さんと一緒に訪れている、小さな女の子に自分を投影させながら、物語の中へ入って行きました。
女の子がひとりで、小さな扉の中へ進んでいきはじめると、「おとうさんとおかあさんがしんぱいするんじゃないの?ちゃんと帰れるの?」と心配し始め、けれど、ライオンといっしょに不思議な街への小トリップを主人公の女の子と一緒に楽しんだ様子。
読後は「ふしぎなおはなしだね〜」。
こういう、感性に訴えてくる絵本に沢山出逢っていって欲しいと思いました。
漢字にはルビがついているので、じきに、一人読みで何度も楽しめるようになると思います。