5歳の息子は、考古学好きではないのはもちろんのこと、
特に恐竜好きでもなく、化石好きでもなく、
フツウの乗り物好きの少年です。
でもこの本にはとても興味を惹かれたようです。
主人公の少年は、ある日突然穴に落ちて気を失い、
気が付いたら石器時代に来ていました。
タイムスリップしていたのです。
女の子と出会い、その家族とともに生活し、
狩猟の方法や石器の作り方など、様々なことを教えてもらいます。
現代に戻った少年は、大人になって考古学者になり、
自分が石器時代に洞窟で描いた絵を発見するというラスト。
息子は絵本の中の、石器時代の生活の様子に興味をもち、
熟読していました。
というわけで、ここぞとばかりに、
漫画日本の歴史1巻を買い与えたところ、
まんまとはまってくれました。
国立歴史民俗博物館でも石器時代が一番好きです。
歴史っておもしろいんです。
でも、勉強だと思うと苦痛で面白さがわからない。
だからこうやって、歴史が勉強となる前に、
絵本で興味をもってくれて、万々歳!
こんな素敵な絵本を描いてくれたキタムラ先生のおかげです。