「げつようび
ひゅるりと かぜが ふく おかで
すとんと きから みが おちた」
から始まるこの絵本。
「はらぺこあおむし」の二番煎じかな? ってちょっと思いましたが、個人的にはさらに上を行く一冊。
食べる者・食べられる者。
自然界の食物連鎖を、子供でもわかりやすく描いた絵本。
5・7・5の俳句のような、リズムの心地よさ、色鮮やかではっきりとした絵、あれっ?って思うとちょっとしたフェイントがあったり・・・
読めば読むほど、味がある一冊。
「どようび」の最後の一文がとても印象的。
私たち人間は、食べる物すべてに感謝をこめて、いただかなければいけませんね。
幼い幼児でもわかりやすい、必読の一冊です。