がまくんとかえるくんのシリーズは、どれも親子で大好きな本です。
お正月に凧上げをしたいと子供が話しているのを聞いて、この本のことを思い出しました。5つのお話の中の1つに「たこ」というタイトルのおはなしが入っています。
なかなかうまくいかない凧上げ。こまどりたちにからかわれますが、ふたりは最後まであきらめませんでした。たこを見上げるふたりの姿がなんとも微笑ましいです。
1番目のお話「あしたにするよ」も好きです。部屋が散らかり過ぎていて、何もする気がおきないがまくんに、かえるくんは、やさしく話しかけます。
「なにもかもあしたにする!」と言っていたがまくんでしたが、かえるくんとのやりとりで「今日やってしまえば、あしたはしなくていいんだ」ということに気がついていきます。がまくんをうまく誘導するかえるくんってさすがです。