図書館や書店でも結構目にする機会があったのですが、
なかなか手にする事がありませんでした。
本を開いてぱらぱらとめくると、白黒(濃紺?)のページ
だけなので、「絵本はカラー」という変な思い込みが食わず嫌いにさせていたようです。
手したきっかけはお話会で読んでいただいたからでした。
こけももを摘みにいったサリーの親子と、
こけももを食べにきた熊の親子が、
食べるのに夢中になってそれぞれのお母さんを取り違えてしまうという、
ありそうでなさそうで、なお話。
大げさでなく淡々とした調子とモノトーンの落ち着いた感じが気に入りました。
娘が一番気に入っていたのはこけももをバケツに入れた時の
「ポリン・ポロン・ポルン!」という音。
似たようなバケツにビー玉を落として「ポリン・ポロン・ポルン!」
とまねしてニコニコしていました。
結構長い(54ページ)ので絵本中級者以上にお勧めです。