この表紙も、絵本ガイドブックなどでよく見かけて、いつかは読んでみたいと、気になっていた絵本です!
ちょっと古風な感じの単色の絵で、なんとなく今まで敬遠してしまっていたけれど、読んでみると、意外にもHITするんですよね〜。(読まず嫌いは直さなくちゃね〜!汗)
おかあさんといっしょに、山にこけももをつみにきたサリー。
同じく、こけももを食べにきた、くまの母子。
食べることに夢中になって、おかあさんの姿を見失った、それぞれのこどもたちは・・・???
想像通りの展開なのに、ハラハラドキドキ。
最初から聞いていた次女はもちろん、途中から聞き出した長女も、もう一回読みなおしていました。
勘違いに気づいた時の、おかあさんたちの表情がいいですね♪
さらに、おかあさんたちの、この後の落ち着いた行動があっぱれです!(見習いたいものです☆)
美しいこけもも山の風景を、あえて単色で描いたあたりも、素晴らしいと思います。
見返し部分に、やはり単色で丁寧に描かれた、ジャムを作ってるおかあさんと、傍で遊んでるサリー、カントリー調の室内なども、とても雰囲気があってお洒落です。
さらに、石井桃子さんの訳が素晴らしく、
ポリン・ポロン・ポルン!
むちゃむちゃ ごっくり
・・・
いつまでも、心地よく、耳に残ります。
我が家の庭には、ブルーベリーの木があります!
厳密に言うと、ブルーベリー=こけももではないようですが、今年は絵本の余韻を楽しみながら、ジャムでも作ってみようかな?!