言わんとしている事は分かるんです。
人のことを簡単に「あっちいけ」とか「嫌い!」とか、そう思うことはあっても、
むやみやたらに口にしたり、短絡的に衝動的に行動する前に、
もう一度そのことを考えてみようということだと。
のぶみさんも仰っているように、大事なのは許す事だと。
でも、表現方法は他になかったのでしょうか・・・。
「にんげんごみばこ」「捨てちゃえ」というのはちょっと・・・。
逆にそういう発想を植え付けてしまわないでしょうか?
子どもに有りがちな「いなくなっちゃえ」「消えちゃえ」という発想は、
「捨てちゃえ」という表現と、同一線上にあるのでしょうか?
みんな心を改めるとは言え、
人を「ゴミ」と捉える事に抵抗を感じます。
小学生以上の子どもなら、真意を汲んで読むことが出来そうですが、
登場するのは幼稚園児。
対象年齢も幼稚園児という意図の絵本であるならば、☆2つです。
今回は私だけが読みましたが、
娘たちに読み聞かせしようとは思えませんでした。